建築屋の夢

建築屋の夢

1回きりの人生で夢をかなえるまでの道のり

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今日の日経新聞の一面に掲載されていた記事

$建築屋の夢


建設業の就業者29歳以下の人数は5年前から
26%も減少しているとのことです。

実感としても若手の就業者が増えていない
感覚はありましたが、頃程とは驚きです。

当社も来年の4月入社で、高校卒を中心とした
大工見習い社員の募集を開始しています。
既に2名の希望者の面談が決まっています。

プロ野球でも高校生、大学生、社会人と
各球団、ドラフトでバランスよく獲得して
いきますが、この業界ではこの高校生つまり
じっくり技術を身につけさすという取り組みが
待った無しで求められいます。

国の方針ともども、この件に関しては
じっくりと腰を据えた取り組みと
関心をもつことが重要だと思います。
2013年日本は2000億ドル(約20兆円)の原油を輸入しています。もし住宅の断熱性能を向上させて光熱費を削減し、原油の輸入を5%削減できたら1兆円のお金が産油国に流出するのではなく、国内の建材メーカーや断熱改修工事などをする工務店に支払われることになります。企業はもちろん、税収UPにもつながり、そしてのにより温室効果ガスの排出が抑えられ世界レベルの快適な住まいが手に入る、このスキームを実践しているのがドイツをはじめとするEU各国です。

2014年国に先駆け、長野県で新築される建物には1、環境エネルギー性能を着工前に評価すること
2、自然エネルギーを導入すること の2点が義務化されます。地方自治体が動き始めています。ドイツと同じロジックで長野県の経済が潤い、さら省エネ・住空間の性能向上を目指す政策条例です。

こんないいことなぜやらないのか。それはここが日本だからだとしか思えません。国の政策に頼らず
住宅の性能を世界レベルに引き上げ、イニシャルコストは多少かかるけどランニングコストで太陽光発電より遥かに効率よい利回りで、回収できる性能向上をやらない手はありません。日本の住宅性能は世界最低レベルです。先進国で夏暑いのを我慢して、冬寒い寒いと暮らしているのは日本だけです。いまこそ、住宅の性能について真剣に考えるべきときです。



我が日本に、1997年京都議定書で
国際公約した2020年の温室効果ガス削減
1990年比25%削減目標をみなおす
動きがあるようです。
実はそれどころか、将来原子力発電で
どれだけの電力をまかなうかも
わからない現状で議論など出来ないと
目標達成のロードマップ作成の議論すら
中断しています。
国連気候変動枠組み条約(COP)
参加国で2020年の新たな目標を
持たないのは日本だけです。

つまり、先送りです。

しかも、自主目標にも関わらず、
アメリカもやるならという条件付きで
検討しています。

なにかと日本と比較されるドイツは
2010年にすでに1990年比24%の削減を
達成しています。
さらに2020年には40%、2050年には
80%削減すると宣言しています。
しかも、どこがやろうがやるまいが
自国はやるという目標です。

なぜこのような話をするかというと、
この目標達成の為に大きく関わってくるのが
住宅政策だからです。

ドイツの住宅の燃費基準
(断熱、気密等の省エネ性によってきまる
快適にくらすために必要なエネルギー費用)
建築基準法で定められている最低基準は,
乱暴に言うと、日本の2倍の性能です。

さらに乱暴に言うと、今年のドイツの
省エネ基準法の元では
日本の住宅は建築の許可が下りません。
先進国と自負している
この日本の住宅事情は
文字通りお寒い状況です。

長文になりましたので、
次回もう少し住宅性能の
未来について書きたいとおもいます。
COCAGE展示場がなくなりはや、
2ヶ月が経ちます。

オンリーワン
建築の楽しさを感じてもらう
他社が絶対建てない展示場
家の既成概念を崩したくて

始まったCOCAGE プロジェクトの
第一弾が幕を閉じました。

当社はCOCAGE NEXT STAGEに
突入しています。

COCAGE OPENからの4年間で
感じた事があります。
それは欲しいと思うコストバランス
に優れた住宅が本当に少ないこと。

オンリーワンの名のもとに、
オーナーだけが満足する
バランス悪な住宅が乱立していく。
でも受注の為に、お客様の要望を
断れない。でも崩したバランスを
耐震的確約をするために、多くの
無駄なサイジングが必要となる。

それはお客さまの見えない
コスト負担となっていく。

COCAGE NEXT STAGE の第一弾。
旭GHに建築中のコンセプトハウスは
当社がこれから提案していく、
住宅のあり方を具現化する建物です。

「考えられた構造と
 パッシブデザイン+高性能」

ぜひ週末起こしください。

構造見学会予約フォーム











昨年、大前研一さんが
「企業は挫折するのか?」という
テーマで行った講演をまとめた
レポートがあったので備忘録として
コピペしました。

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「なぜベンチャー企業は挫折するのか? 
「それは経営の勉強をしないからだ」

1 「経営の勉強をしないで事業が
  うまくいくと『俺は経営者だ』と
  思ってしまこと」だ

  
経営を学ばないまま製品やサービスが
ヒットしても「言ってみれば『目をつぶって
打ったところがホームランになっちゃった』
というものだ」
 
2 「人材育成をしない」ということだ

たとえば創業者3人が儲かって
他の社員の社員のベーションが低いと
いうベンチャーも少なくない。
経営組織も強固でなく、教育を受ける
機会もないと「創業者の同好会になってしまう。
同好会は仲違いで別れて終わるか、
一緒に倒れるかしかない」
経営は国も宗教も生まれ育ちも
キャリアパスも異なった人を集め
育成して、組織力、人材力で
勝負できるようにしないといけない

3 「ダイバーシティ(多様性)が足りない」こと

米国ベイエリアのスタートアップであれば
創業2、3年でIBMやHewlett-Packard
などの退職者を社内に迎えるなどして
年齢や経験の面で多様性を持つことが
少なくない。加えて分野や国籍人種と
いった面での多様性を持つことが必要だという。
「インドに行こうと思えばインド人がいるということ。
グローバル化のフェーズで非常に加速を生む」

4 「人格を磨かないこと」
  
社会性が足りない、とならないよう「人の道」を
学ぶべきだとした。「若いのに経団連や(経済)同友会に
入ってはいけない。あれは墓場に行く10年前でいい。
群れることを考えずに人格を磨いてほしい」

5 「成功したと思ってエスタブリッシュメント
  (支配階級)と付き合うこと


4つめの理由である、「群れる」ということとも近いが、
「そんなことは孫の代でやればいい」

6 「イグジットかライフワークかを2~3年ごとに考えていないこと」
  
イグジットをするのであれば、企業を拡大するために
誰かにゆだねることも含めて考える必要がある。
一方でライフワークであれば株価や上場を意識する
必要はない。こういった判断を数年単位で見直すべき。
 
7 「会社は生まれ変わらないといけない」ということ
 
「DeNAの南場さんも、『最初はオークションをやる』
と言っていた。PCのオークションからモバイルの
オークションに行き、Mobageが始まった。
10年で3回(事業が)変わるフレキシビリティは重要。
初志貫徹も重要だが、世代、時代、年代で事業は変わる」
 
さらに大前氏はAppleのSteve Jobs氏を引き合いに出し、
「ルーターからPCやNewtonまで作った。最後に(iPhoneで)
当たるまで企業のディフィニション(定義)を変え続けた。
「初志貫徹」ということと「物事が変わっている」ということの
両軸で事業を考えるべきだとした。


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ときおり読み返していきたいと思います。











土曜日の夜中から、日曜日の
朝にかけて「モテキ」TVドラマ
バージョンをCSで連続放送して
たので、ずるずると朝まで見て
しまいました。

映画バージョンは見てましたが
TVバージョンははじめて。
映画とは違うタイプの女性が4人。

なんだかくだらないんだけど
女優陣に魅力があってすっかり
最後までみてしましました。
30分×12本 実に6時間。

こんなしょんぼい土曜の夜も
好きです。

最近のリノベーションブーム
個性的な不動産物件のニーズをどう表現
したらお客様にその魅力が伝わりやすい
かなーと考えていましたが、なるほど
という表現に出会いました。

個性的な物件を専門に扱っている
R-storeの代表の浅井さんのBLOGで

「SUUMOさんやHOME'Sさんは、
ぐちゃぐちゃだった物件情報を
整理した。だから図書館のようなものだ。
ぐちゃぐちゃなものをルールに従って
整理した。これはこれで価値があるけど
R-STOREの魅力は整理の際に閉架図書
に分類されてしまったものの中から
良い本をピックアップして紹介している
ところです。」

十分に成熟した不動産、住宅業界では
欲しい・建てたいの欲求が一巡して
よりつよいこだわりと、付加価値を
もとめる動きが出てくるのは必然かも
しれません。

当社の未来GOALの一つに、
不動産の再価値創造を見据えています。

最近10年で各地にこの流れが少しずつ
ですが確かにできつつあります。

これからの10年でこの流れはさらに
大きくなり、新築事業中心の建築業界の
あり方を変えるかもしれません。

この時当社がこの波に飲まれるのでは
なく、しっかりとライディングできる
準備をいつするか?

「いまでしょ」ヽ(゚◇゚ )ノ



先日2014年4月入社予定の
新卒募集の面談受付を締め切りました。
今年は10名以上の応募をいただき、
学生さんは6月中旬の最終発表まで、
就職活動は続きます。

当社は今年、3名の新人を迎えました。
もちろん数百人、数千人という雇用を
創造している会社から比べたら微々たる
数字ですが、20名程度の会社にして
みると実に全社員数の15%にあたる
人数が増えたことになります。

15%の増は会社の文化や仕組みに
於いて大きな波がやってきた感が
あります。

地方で経済活動をしていると
利益だけ考えれば、小人数で効率よく
商売をしたほうが、個人の収入で考えると
分があることが多いです。
人と人とのわずらわしさ、伝達による
ミスなど個人であれば防げることも。

雇用の創造などというだいそれたことを
いう立場でもないですし、それほど立派な
志があるわけではありませんが、
そのわずらわしさやリスクをしょってでも
得られる喜びが組織にはあると
感じています。

結局、組織だからできること、
いけるGOALを目指さないのであれば
組織を作らないほうが
はるかに効率的だとも考えられます。

フクヤ建設は、組織だからつかめる
未来を見据えて2013年度から
新卒採用を毎年行っていく予定です。

そして、その未来の形も見えています。

最近BLOGを更新していないので
5月の面談に向けて不安な日々を
送っている受験者のみなさんに
何かメッセージを出さなくてはと
思い、ふいにBLOGを再開しました。





当社は来年4月の新卒者を向かえる準備、
2014年卒向けのセミナー参加を始めています。

2014年卒のエントリー数が、予想以上で
うれしい戸惑いと責任感をひしひしと感じながら
大谷君を迎える日ハムの心境?とだぶらせてます。

業界自体は非常に元気がなく
消費税前の祭り頼み。しかしこの祭りすら
夢となるかもしれません。。

自分の住処を自分の力でつくることが、男の
必須ドリームでなくなった今、私たち業界の
中の人が今まで通りの考え方では、家は建って
いきません。

家をもつ楽しみが、世の中の多くの楽しみを
上回らないといけないし、いま就活している
学生からみてもキラキラしている業界でないと
いけない。

まだまだ、学生(特に理系の)にとって建築が
非常に魅力的なコンテンツであることは、肌感覚で
感じます。

これからの若い世代の人たちと、建築・家づくりの
魅力を議論して、まだまだ日本の国民のDNAに
眠っている家づくりへの情熱を再び燃え上がらす
仕掛けを起こしていきたい。

ただしもう30年で壊す家はこの世の中には
いりません。きちんとデザインされ、計画された
パッシブ設計の家を、永くそして変えられえる
強い家を建てて、住み継いでいくのです。

近い将来、同じ職場で語り合うことを楽しみに
しています。






フクヤ建設に勤め始めてから結婚を
していくSTAFFを見ていると本当に
うれしく感じます。
現在記憶にあるなかで8組。
男子4名、女子4名。

先日も女性STAFFが無事結納を
済ませました(-^□^-)

特に男子が結婚するというのは感慨
深いものがあり、フクヤ建設に勤めて
いることもふくめて生涯のパートーナー
として選ばれたわけでなんだか
フクヤ建設が選ばれた気が勝手に
しています。

結婚相手の勤務先としてフクヤ建設なら
安心といわれるようになったらいいなーと。